いのちの時間

奈良県の岡寺を散策していたら、手を合わせた可愛いお地蔵さんに出会いました。

実は、身近な人が亡くなりました。

ギューッと胸を締めつけられ、苦しかったです。

厳しくて、でも穏やかでいつも私の前ではニコニコしていて、年が離れているのに話を合わせてくれているのか、とっても話しやすかった。

６０歳で行ってしまった彼女は「思い残すことはなかったんだろうか？」とそんなことを思いました。

奇跡を信じて長生きする！と、頑張っていたようです。

そう思うと、思い残すことも、やりたいこともあったんだろうと思います。

人のいのちは儚いです。

まさか、逝ってしまうとは思っていませんでした。

でも、でも、きっとたくさん幸せだったんだろうと思います。

その安らかな顔がそう語ってるかのようでした。

旦那さんは、57歳です。

60歳まであと3年。

3年でこの世を去るなら何をしたい？と、聞いてみました。

「いろんな所へ行って、いろんなものを見たいかなぁー」と。

今までもいろんな所へ行ってるけど、夫婦でもっとたくさん、もっと積極的にいろんな所へいく！

初めて見る景色を見に行こう！

ってあらためて思いました。

今のこの時間は、ずっとあるようで、そうでないのかもしれません。

今したいこと、今好きなこと、チャレンジしたいことしないと時間がもったいない！

まだまだ、叶えてないことがあります。

いっぱい願いを叶えてきたけど、私が創造する世界はまだまだある。

途中までしか行けなくても、歩き出さずにただ時間をなんとなく使うのは嫌だな。

いのちの時間を大切にしたい。

今日は備忘録でした。